フランス語講読[2026年第3期]——ミシェル・フーコー『言説の領界』を読む
開講期間: 2026年7月12日 〜 2026年9月27日
隔週日曜日16:00〜18:15
難易度: 発展※ 難易度についてはこちらを参照ください。
受講者募集中
事前募集期間2026年7月5日 21:00 まで
授業回数6 回
現在の申込数2名(最低開講人数: 2)
※ 事前募集期間中にお申し込み数が最低開講人数に達しなかった場合は不開講となります。
内容紹介
今期から新たにミシェル・フーコーの『言説の領界[L’ordre du discours]』を読んでいきます。フーコーは1970年にフランスの学術機関の最高峰に位置づけられるコレージュ・ド・フランスの教授に選出・任命されます。本書は同年の12月2日に行われたその開講講義の記録です。以降フーコーは、1984年の死までコレージュ・ド・フランスで講義をすることになります。
一般にフーコーの思想は「知」「権力」「主体化」という3つの軸によって展開されたと言われますが、この講義が行われたのは、彼の思想が「知」から「権力」へと展開していく過渡期にあたります。みずからの研究を伝統的な哲学や思想史よりもむしろ歴史学の近くに位置づけつつ、プラトン以来の「真理への意志」の内部で働く「欲望や権力」について問題提起する本書は、その時点でのフーコーの思想のまとめと展望といった役割を果たしています。特に、社会においてさまざまな言説(ディスクール)を管理するさまざまな手つづきがあるという想定は、後の権力論への第一歩と考えてよいでしょう。それまでの仕事を要約的に振り返りながら未来への展望を語る本書は、大部の著作が多いフーコーの思想にアクセスする上でもよい入口となります。そんな『言説の領界』を、フランス語原文で読んでいきたいと思います。
フランス語の文章としては、構文自体はそれほど複雑ではありませんが、一文が長く、抽象的な言い回しも多いため、難易度は高めです。とりわけ冒頭部は抽象的かつ技巧的でなかなか入りこむことが大変ですが、そこを越えられればある程度読み進めやすくなるでしょう。とはいえ全体的に抽象的な話が続くので、なるべく具体化しながら読んでいきたいと思います。
★テキスト★
Michel Foucault, L’ordre du discours, Gallimard, 1971.著作権の都合上、テキストは受講者各自でご準備ください。以下に日本のAmazonと紀伊國屋書店での購入ページのリンクを掲載しておきます。初回授業に間に合わない場合などは、 お問い合わせフォーム よりご相談ください。
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/2070277747
紀伊國屋書店: https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-02-9782070277742
◎授業の進め方◎
授業は、参加者による音読と訳読→講師からの解説、の順で進めていきます。受講者は予習した上で授業に参加してください。音読と訳読をしてもらう都合上、マイクが必要となりますので各自ご準備ください。カメラによる顔出しは必須ではありませんが、可能であればご対応ください。※文法的な解説も行いますが、基本的なフランス語の文章が読める方を対象とします。
※授業の進み具合は参加者や読む場所によって変化することが予想されますが、1回の授業で読む分量の目安は3ページを目標にします。
※この講座はリアルタイムでの出席が前提となります。欠席する場合やネットの回線状況が悪かったときのためにアーカイブ動画を残しますが、アーカイブのみでの受講はお断りいたします。また自動でのアーカイブ動画の公開もありません。欠席する場合は、なるべく事前にお知らせ下さい。
※開講後にお申し込みいただいた方には、それまでに実施された授業のアーカイブ動画を見れるよう手続きいたします。
これまでに読んだテキスト
クロード・レヴィ゠ストロース『野性の思考』第9章モーリス・メルロ゠ポンティ「セザンヌの疑惑」
アンリ・ベルクソン「可能的なものと実在的なもの」
◆受講の流れ◆
1. お申し込み↓
2. 開講&受講の決定
↓
3. リアルタイムで授業に参加
◦リアルタイム授業への参加URLは、受講決定時に自動送信されるメールに記載されている他、クラスルーム(下記)、マイページ内「ダッシュボード」からもご確認いただけます。また、各授業日の2日または3日前にリマインダーメールをお送りいたします。
◦講師とのやりとりや資料の配付、講座に関する運営からのお知らせ等は、Google社が提供する学習管理アプリケーション「Googleクラスルーム」から行います。クラスルームにつきましては、受講決定時に別途招待メールが届きますので、そちらからご参加ください。
◦クラスルームの使い方についてはこちらをご覧ください。。
◦本講座は自動でのアーカイブ動画の公開はありません。欠席する場合やその他不具合が生じた場合は、講師もしくは運営までご連絡ください。
◦ディセミネでの初回受講時に送られる招待メールを承認することで、Googleカレンダーと自動で同期が可能です。是非ともお使いください。

授業予定
第2回 2026年7月26日(日)16:00〜18:15
第3回 2026年8月9日(日)16:00〜18:15
第4回 2026年8月23日(日)16:00〜18:15
第5回 2026年9月6日(日)16:00〜18:15
第6回 2026年9月27日(日)16:00〜18:15
※ 授業の進捗等により予定が変更になる場合がございます。予めご了承ください。
こんな人におすすめ
フランス語の読解力を付けたい人
フランス語で哲学書を読む力を付けたい人
フーコーの思想に興味がある人
大学院の受験対策など
講師情報

授業スケジュール
次回開催
2026年7月12日 16:00 〜 18:15
第1回
参加可能人数: 無制限2026年7月26日 16:00 〜 18:15
第2回
2026年8月9日 16:00 〜 18:15
第3回
2026年8月23日 16:00 〜 18:15
第4回
2026年9月6日 16:00 〜 18:15
第5回
2026年9月27日 16:00 〜 18:15
第6回
フランス語講読[2026年第3期]——ミシェル・フーコー『言説の領界』を読む
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