荒木優太
在野研究者 日本文学——特に戦前の文学に関する研究

明治大学大学院文学研究科日本文学専攻博士前期博士課程修了。
2015年、「反偶然の共生空間――愛と正義のジョン・ロールズ」で第59回群像新人評論優秀賞を受賞。
著書に『これからのエリック・ホッファーのために――在野研究者の生と心得』(東京書籍)、『貧しい出版者――政治と文学と紙の屑』(フィルムアート社)、『仮説的偶然文学論――〈触れ‐合うこと〉の主題系』(月曜社)、『無責任の新体系――きみはウーティスと言わねばならない』(晶文社)、『有島武郎――地人論の最果てへ』(岩波新書)、『転んでもいい主義のあゆみ――日本のプラグマティズム入門』(フィルムアート社)、『サークル有害論――なぜ小集団は毒されるのか』(集英社新書)がある。
編著には『在野研究ビギナーズ――勝手にはじめる研究生活』(明石書店、第38回雑学出版賞受賞)、『文豪悶悶日記』(住本麻子との共編著、自由国民社)、『プロレタリア文学セレクション』(平凡社ライブラリー)がある。
詳しい経歴や業績はこちら
https://researchmap.jp/arishimatakeo
2015年、「反偶然の共生空間――愛と正義のジョン・ロールズ」で第59回群像新人評論優秀賞を受賞。
著書に『これからのエリック・ホッファーのために――在野研究者の生と心得』(東京書籍)、『貧しい出版者――政治と文学と紙の屑』(フィルムアート社)、『仮説的偶然文学論――〈触れ‐合うこと〉の主題系』(月曜社)、『無責任の新体系――きみはウーティスと言わねばならない』(晶文社)、『有島武郎――地人論の最果てへ』(岩波新書)、『転んでもいい主義のあゆみ――日本のプラグマティズム入門』(フィルムアート社)、『サークル有害論――なぜ小集団は毒されるのか』(集英社新書)がある。
編著には『在野研究ビギナーズ――勝手にはじめる研究生活』(明石書店、第38回雑学出版賞受賞)、『文豪悶悶日記』(住本麻子との共編著、自由国民社)、『プロレタリア文学セレクション』(平凡社ライブラリー)がある。
詳しい経歴や業績はこちら
https://researchmap.jp/arishimatakeo
メッセージ
在野研究者という珍しい肩書きのもと活動しています。在野研究者とは、大学に所属せずに学問研究をしている人のことで、私の場合は毎日清掃労働を行いながら、余った時間で研究や執筆をつづけてきました。
中心テーマは大正期に活躍した有島武郎という作家についてなのですが、性根にある飽きっぽさも手伝って、ジョン・ロールズ論、在野研究者列伝、偶然文学論、日本プラグマティズム論、サークルの思想史など雑多な関心のもと色々な本を書くことになりました。自分のなかでは、地下のところでそれぞれ一脈通じ合っているのですが、外からみると分かりにくいかもしれません。
このような乱雑さがみなさんからみて、どのようにうつっているのか、上手く想像することができないのですが、すくなくとも雑多な人々と出会う練習を重ねてきたと自分では理解しています。文学に限らず、知的好奇心をもつすべての受講者を歓迎します。みなさんと出会えるのをいまから楽しみにしています。
中心テーマは大正期に活躍した有島武郎という作家についてなのですが、性根にある飽きっぽさも手伝って、ジョン・ロールズ論、在野研究者列伝、偶然文学論、日本プラグマティズム論、サークルの思想史など雑多な関心のもと色々な本を書くことになりました。自分のなかでは、地下のところでそれぞれ一脈通じ合っているのですが、外からみると分かりにくいかもしれません。
このような乱雑さがみなさんからみて、どのようにうつっているのか、上手く想像することができないのですが、すくなくとも雑多な人々と出会う練習を重ねてきたと自分では理解しています。文学に限らず、知的好奇心をもつすべての受講者を歓迎します。みなさんと出会えるのをいまから楽しみにしています。