井口可奈

文学


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1988年北海道生まれ。歌人、小説家。法政大学文学部日本文学科卒。第11回現代短歌社賞、第39回北海道新聞短歌賞佳作、第3回京都大学新聞文学賞大賞、第4回ことばと新人賞佳作。歌集『わるく思わないで』、編著書として『芸人短歌』。

高校時代俳句甲子園に出場したことから詩歌への興味を持つ。大学では小説の実作を行い、自主制作雑誌の編集に携わった。

29歳のころ、歌会に誘われたことから短歌をはじめる。2023年に現代短歌社賞を受賞。副賞として歌集『わるく思わないで』が刊行される。

また、2021年より自主制作で刊行していた芸人が執筆した短歌を掲載する冊子『芸人短歌』を文学フリマで販売し、書店等での販売も含めて累計2000部を売り上げた。出版社の目に留まり、2024年12月『芸人短歌』が笠間書院より刊行される。

メッセージ

短歌に対してどのようなイメージがあるでしょうか。むずかしいもの? わからないもの? わたしは、とても自由なものだと思います。構えずにつくってもらえるような講座を行いたく思っています。

わたしは歌会に出ることから短歌をはじめました。歌会は、おもしろいです。一首の短歌について真剣に向き合い、誰がつくったかということから離れて読みを言い合うという純粋な行為に触れてほしいと願っています。

みなさんの短歌と出会えることを楽しみにしています!

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