フランス語で読む哲学[2024年夏]
開講期間: 2024年06月30日 〜 2024年09月23日
入門★★☆
※ この講座はすでに終了しています。
内容紹介
教科書として、武田裕紀/三宅岳史/村松正隆編『フランス語で読む哲学22選—モンテーニュからデリダまで』朝日出版社、2021年を使います。同書は副題にもあるとおりミシェル・ド・モンテーニュ(1533-1592)からジャック・デリダ(1930-2004)にいたるフランス思想史の代表者20名の文章抜粋からなっており、哲学的な文章を原文で読みながらフランス思想史の大まかな流れを知ることができます。また文法や用語に関する最低限の解説もあり、全体を通して読めば、語学の勉強としても思想史の勉強としても得られるものは大きいでしょう。本講座ではこの教科書を使いつつ、必要な場合には教科書には引かれていない前後の文章も合わせて読んでいきます。
◎授業の進め方◎
授業は、参加者による音読と訳読→講師からの解説、の順で進めていきます。受講者は予習した上で授業に参加してください。音読と訳読をしてもらう都合上、マイクが必要となりますので各自ご準備ください。カメラによる顔出しは必須ではありませんが、可能であればご対応ください。※文法的な解説も行いますが、初級文法を一通り終えていることが参加条件となります。
※1回で教科書の1課を終わらせます。そのため終了時間は多少前後する可能性があります。
※この講座はリアルタイムでの出席が前提となります。欠席する場合やネットの回線状況が悪かったときのためにアーカイブ動画を残しますが、アーカイブのみでの受講はお断りいたします。また自動でのアーカイブ動画の公開もありません。欠席する場合は、なるべく事前にお知らせ下さい。
※開講後にお申し込みいただいた方には、それまでに開講された授業のアーカイブ動画を見れるよう手続きいたします。
★教科書★
武田裕紀/三宅岳史/村松正隆編『フランス語で読む哲学22選—モンテーニュからデリダまで』朝日出版社、2021年出版社の紹介ページ:https://text.asahipress.com/french/detail.php?id=1739
Amazonでの購入ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/4255353212
※著作権保護の観点から各自で入手の上ご参加ください。講座の開始までに間に合わない場合などはお問い合わせフォームよりご相談ください。
※いくつかの章は、引用されている部分だけでは理解することが難しく、そういった章については扱いません。
◆受講の流れ◆
1. お申し込み↓
2. 開講&受講の決定
↓
3. リアルタイムで授業に参加
◦リアルタイム授業への参加URLは、受講決定時に自動送信されるメールに記載されている他、マイページ内「ダッシュボード」からもご確認いただけます。
◦講師とのやりとりや資料の配付等は、Google社が提供する学習管理アプリケーション「Googleクラスルーム」から行います。クラスルームにつきましては、受講決定時に別途招待メールが届きますので、そちらからご参加ください。
◦本講座は自動でのアーカイブ動画の公開はありません。欠席する場合やその他不具合が生じた場合は、講師もしくは運営までご連絡ください。
◦ディセミネでの初回受講時に送られる招待メールを承認することで、Googleカレンダーと自動で同期が可能です。是非ともお使いください。
授業予定
第1回 6月30日(日)13:00〜15:15頃
ドニ・ディドロ「1763年のサロン」(1763)
第2回 7月15日(月/祝)13:00〜15:15頃
エティエンヌ・ボノ・ド・コンディヤック『人間認識起源論』(1746)
第3回 7月28日(日)13:00〜15:15頃
ジャン゠ジャック・ルソー『社会契約論』(1762)
第4回 8月18日(日)13:00〜15:15頃
コンドルセ「女性の市民権の承認について」(1790)
第5回 9月8日(日)13:00〜15:15頃
シモーヌ・ド・ボーヴォワール『第二の性』(1949)
第6回 9月23日(月/祝)13:00〜15:15頃
ジル・ドゥルーズ&フェリックス・ガタリ『哲学とは何か』(1995)
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[2024秋](予定)
第1回 メーヌ・ド・ビラン『心理学の基礎についての試論』(1812)
第2回 アントワーヌ・オーギュスタン・クルノー『認識の基礎と哲学的批判の特質についての試論』(1851)
第3回 アンリ・ベルクソン『意識に直接与えられるものについての試論』(1889)
第4回 モーリス・メルロ=ポンティ『知覚の優位性とその哲学的帰結』(1946)
第5回 ルネ・デカルト『情念論』(1649)
第6回 ミシェル・フーコー『言葉と物』(1966)
[2024冬](予定)
第1回 オーギュスト・コント『実証的精神論』(1844)
第2回 アンリ・ポアンカレ『科学と仮説』(1902)&『科学の価値』(1905)
第3回 ルネ・デカルト『方法序説』(1637)
第4回 ブレーズ・パスカル「幾何学的精神について」(1655?)
第5回 ニコラ・マルブランシュ『真理探究論』(1674-75)
第6回 ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ『弁神論』(1710)
第7回 エマニュエル・レヴィナス『存在するとは別の仕方で、あるいは存在することの彼方へ』(1974)
==========================※各回の順序は、ある程度難易度順になっています。全体の理解のためには連続した受講を推奨します。
※ 授業の進捗等により予定が変更になる場合がございます。予めご了承ください。
こんな人におすすめ
フランス語の読解力を付けたい人
フランス語で哲学書を読む力を付けたい人
大学院の受験対策など
講師情報
授業スケジュール
2024年06月30日 13:00 〜 15:15
第1回 ドニ・ディドロ「1763年のサロン」(1763)
2024年07月15日 13:00 〜 15:15
第2回 エティエンヌ・ボノ・ド・コンディヤック『人間認識起源論』(1746)
2024年07月28日 13:00 〜 15:15
第3回 ジャン゠ジャック・ルソー『社会契約論』(1762)
2024年08月18日 13:00 〜 15:15
第4回 コンドルセ「女性の市民権の承認について」(1790)
2024年09月08日 13:00 〜 15:15
第5回 シモーヌ・ド・ボーヴォワール『第二の性』(1949)
2024年09月23日 13:00 〜 15:15
第6回 ジル・ドゥルーズ&フェリックス・ガタリ『哲学とは何か』(1995)