現代アート入門——芸術作品を感じ取るために[第1期]

入門★☆☆

※ この講座はすでに終了しており、アーカイブと資料のみのご提供となります。リアルタイムでの授業や質問の受付などはありませんのでご注意ください。

アーカイブ動画公開中

講義回数6 回

受講料11,760 円

受講者数50


内容紹介

——芸術作品を感じ取るためには自分自身の経験を創造しなければならない。
このように述べたのはアメリカの哲学者ジョン・デューイでした。

デューイが著作『経験としての芸術』を書いたのは今から100年近くも前であり、デューイ自身が今日のいわゆる「現代アート」を見ていたわけではありません。しかしながらこの言葉は、現代アートを見るときにこそより強く実感されることなのではないでしょうか。

絵画や彫刻といった伝統的な形式を大きくはみ出し、素材も表現方法も多様化した現代アート作品は、ただ単に「見る」だけでは単なる物体にすぎないことも多々あります。抽象画に代表される非具象的な作品と出会ってどうしていいのか分からない人や、ニュースなどでアート作品が高額で取引されているのを見て怪訝に思う人も多いようです。

実のところ、現代アートにかぎらず何らかの対象を「作品」や「アート」として見るためには、自分なりにその対象を捉え、感じ、思考することが必要となります。これは言いかえれば、アート作品を見るためには見る側の能動的な態度、強い言葉で言えば「批評的な」態度が必要だということです。

本講座では具体的な作品を取りあげながら現代アートとはどういうものか、現代のアーティストは一体なにを表現しようとしているのか、現代アートの鑑賞とはどういう行為なのかを考えていきます。そのために時に歴史的な流れをおさえ、作家自身の言葉を参照し、批評家や哲学者の見解を引用することも行います。こうした作業をこなしていくことでひとつの作品もいろいろな角度からとらえることができるようになり、多角的な思考や他者への柔軟な感性をやしなうことが可能になります。

アート作品を鑑賞することは、どこかにある「正しい意味」や「正解」を求める行為ではありません。それは自分とは異なる視点で世界を見ることであり、自身の感性や思考の枠組みを大きく広げてくれる経験なのです。

取りあげる作家や作品はどれも現代アートを考える上で重要と考えられるものを選びました。授業は予備知識なしでも理解できるように進めていきますので、予習などは特に必要ありません。

※著作権の都合により、作品画像を直接提示することができない場合が多くあります。その場合、作家の公式サイトや作品を収蔵している美術館のサイトなどへのリンクをお知らせする形で対応いたします。

※受講者はアーカイブ(録画)の視聴が可能です。一部の回に参加のご都合がつかない場合も、見逃しなく受講できます。

※アーカイブの視聴可能期間は、講座終了から1年間です。


◆受講の流れ

1. お申し込み

2. 開講&受講の決定

3. リアルタイムで授業に参加/アーカイブを見る/クラスルームから資料にアクセス

◦リアルタイムでの授業への参加URLは、受講決定時に自動送信されるメールに記載されている他、マイページ内「ダッシュボード」からもご確認いただけます。

◦資料はGoogle社が提供する学習管理アプリケーション「Googleクラスルーム」から配布いたします。クラスルームにつきましては、受講決定時に送られるメール(「Googleクラスルームにご参加ください」)をご確認下さい。

◦アーカイブはマイページ内「受講状況」からご覧いただけるほか、本ページ下部の「授業スケジュール」およびクラスルームからもご覧いただけます。

◦ディセミネでの初回受講時に送られる招待メールを承認することで、Googleカレンダーと自動で同期が可能です。是非ともお使いください。

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授業予定

[第1期]
第1回 3月25日(月)20:00〜21:30

イントロダクション+現代アートとは何か①—塩田千春


第2回 4月8日(月)20:00〜21:30

現代アートとは何か②—クリスティアン・ボルタンスキーと宮永愛子


第3回 4月22日(月)20:00〜21:30

ストリートからの主張—バンクシーとJR


第4回 5月6日(月)20:00〜21:30

現代アートの源流—マルセル・デュシャン


第5回 5月20日(月)20:00〜21:30

芸術とコンセプト—オノ・ヨーコ


第6回 6月3日(月)20:00〜21:30

アートの鑑賞と批評について


[第2期](予定)
第1回 抽象画の発生と展開①—ヨーロッパ
第2回 抽象画の発生と展開②—アメリカ
第3回 シュルレアリスムについて
第4回 現代芸術史の中の草間彌生
第5回 フランシス・ベーコンと芸術のリアリティ
第6回 抽象表現主義以降の展開—ネオダダとポップ・アート

[第3期](予定)
第1回 芸術と女性—ニキ・ド・サンファル
第2回 イヴ・クラインと非物質的感性
第3回 表象の限界—ゲルハルト・リヒターとダミアン・ハースト
第4回 日本美術史と現代アート①—村上隆
第5回 日本美術史と現代アート②—森村泰昌
第6回 李禹煥ともの派

※ 授業の進捗等により予定が変更になる場合がございます。予めご了承ください。

こんな人におすすめ

現代アートに興味がある人
現代アートをもう一歩深く理解したい人
美術や芸術に興味がある人
美大生、美大志望の高校生

講師情報

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渡辺洋平

1985年宮城県生まれ。京都大学総合人間学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科修了。
専門は思想史・芸術史。

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授業スケジュール


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